仕事をしていて「この人はマジックを持っている人だ」と思うときがある。
何というわけではないのだが不思議と帳尻を合わせてしまう人とか。
何とかなってしまう人間とか。
まぁ自分もその部類のど真ん中らしい。
確かになぁ。それは自分でも正直感じているのだが。
昨日自分が仲介した商談が一つまとまったようだ。
不思議なんだよね今回も。
「今回キツイのでは?」と思っても何とかしてしまう人だったから。
今回のまとまるまでの道のりは見ていてとても為になった。
いくつかの選択と思惑と我慢だったのだろうか。
依頼側はとにかく我慢と辛抱、いくつかの選択肢を仲介したのだが、結局はそのバイヤーを信じた。
バイヤー側はギリギリまでの折衝で満足した品を買い付ける。
仲介側は(自分だが)依頼側の不利益を被らないように最低限の選択肢を仲介する。
どれも我慢だったと思う。
依頼側はいくつかの選択肢から迷いに迷う。
バイヤーはただ買い付けて流すだけなら簡単だったが、プロとして最大限の努力は惜しまなかった。
仲介側は最悪の事態だけは避けるべく調整。あまり選択肢を増やさせないように助言とフォロー
うーーん上手く今回はまった。どの側も満足いく取引だと思う。
簡単なようだがなかなか昨今ここまで満足できる取引そうはない。
要因はそう難しくない。「人」それだけ。
仲介の自分は、依頼者がその商品を大切にしてくれると確信できたから、同じく物を大切にする人を仲介した。その時点で選択肢はいくつもあったのだが・・・
難しい内容でこのご時世とても難しい取引だったが、どの段階でも「人」を選択した。
だからだろうなぁ。
この1ヶ月人ごとながらこんなに気になるのは珍しかった。
ただ流す。物質的価値でしか見出せない人間だったなら取引は不成立だっただろう。
きっとあまり美味しい仕事では無かっただろうけれど、大切にしてくれるだろうしまた何年かたって「本当に良い物をありがとう」と言う言葉が聞けて初めて「いい仕事出来たな」という事だと思う。
やはり楽しいねこういう仕事は。いやいや昨日は久しくゆっくり寝れたよ。
さてここで終わりじゃないんだ。あと一つ「マジック」を持つ人間に繋げる仕事がある。
「マジック」を持つ人間のトライアングルで仕事が成立し完結したらそれはまた凄い物が生まれるかも知れない。そういう瞬間に立ち会えてそういう機会に関与できて、そしてその後のストーリーも見届けることが出来る。
やはり「マジック」ですね。
取引にも仕事にも色々な形がある。もちろん物質的、数字的価値観にがんじがらめの形もあるし今回のような形もある。今回仲介として勉強させていただいたことは自分がいくつかの選択肢を持っている中で、どうマジックが良い意味で生かされる繋ぎが出来るか?と言うこと。
というと
「まじっくきっちん」
という即席で決めざるを得なかった店の名前だが、これはこれでなるべくしてなった名前なのでは?と感じるようになった。
「まじっくきっちん」のマスターとしても「蘭勇グローバル」「まじっくぷらねっと」の代表取締役としても名前負けしないように頑張らなければあかんなぁ。とつくづく感じた1件だった。