馬に教えられる事は沢山あり、一番共通して実感したのが子供への理解力です。
言葉を上手く使う事が出来ずにいる子供たちや動物は必死に、精一杯に気持ちを伝えようとします。
その気持ちを気づく事が出来るのは、その子やその動物をどれだけ見てやれるかです。
いつもの調子を常に把握して、ちょっとした違いに気づかなくてはいけません。
歩く速度、何を見ているのか、ご飯は食べているかなど、何気ない事ですが
気づかないと手遅れになる事が多いです。
解かっている様で、できなかったりするモンなのですよ。
私が馬の事を全く解からなかった頃、馬の背中をすごく痛めつけた事があったですが
その時、馬は私に必死に伝えていたんですよね。背中が痛いという事を。
ただでさえ、背中が痛いのに、そこに私が乗って外を歩くんですからひどいものです。
後から考えてみれば、その時馬は、外に出て歩いているとフラフラしていたんですね
フラフラしたそんな態度なので私は馬を叱り付け、お腹をドンドン蹴って歩かせていました。
しかし、背中の傷に気がついたのはその日の夕方です。最悪です。そして
その怪我が治ったのは3,4ヶ月してからです。
それ以来その馬は鞍を載せようとする度にワタワタするようになってしまいました。
動物を見てやるという事がどれほど日常を理解してやるかだと気づいたのは
そんな事があってから何ヶ月かしてからです。
子供も同じようにして、いつもこちらに何かサインを送っています。
その事に気づく為には普段の様子をシッカリとどれだけ見てあげられるかです。
もし子供と居る事があったら、子供が伝えてきた事に対して
自分が理解できた事に喜びを感じていただきたいのものです。
人馬一体、人人一体、互いに理解しあえる様になるといつまでもイイ関係でいられると今はしみじみ思います。

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