2018/8/20

東京藝術大学 芸術と憲法を考える連続講座クロストーク  講演・発表

東京藝術大学にて、芸術と憲法を考える連続講座(主催:音楽学部楽理科、共催:自由と平和のための東京藝術大学有志の会、後援:日本ペンクラブ)の第9回「イメージする。表現する。行動する。−核兵器のない世界へ−」。
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員でピースボート共同代表の川崎哲さんとクロストークを行いました。

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川崎さんには、昨年12月16日、オスロでのノーベル平和賞授賞式から帰国した翌日に丸木美術館で講演をして頂きました。
今回は、そのとき以来の再会。川崎さんはあれから全国で90回以上の講演をされてこられたそうです。

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川崎さんのお話で印象に残ったのは、核兵器禁止条約の締結のためにもっとも努力したのがメキシコ、オーストリア、コスタリカの3国だったということ。
いずれも核被害の直接的な“当事国”でないにもかかわらず、自分たちの文脈にひきよせて、その非人道性/不条理を考えていたという話を聞いて、世代を超えて核被害の記憶を継承するためのヒントを得たような気がしました。

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丸木夫妻をはじめ、私の発表で紹介した「空想非核芸術美術館」の美術家の多くも、直接的な“当事者”ではありません。
忘れたくても忘れることのできない“当事者”の〈記憶〉だけでなく、“非当事者”のもたらす〈想像力〉が、これからの世界を変えていくための重要な鍵となっていくのでしょう。

川崎さんには、「原爆の図保存基金」への応援メッセージもいただきました。

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川崎哲
核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)国際運営委員、ピースボート共同代表

核兵器の非人道性に対して世界の国々が明確な認識をもったことが、2017年7月の核兵器禁止条約成立を導きました。同年末、ノーベル委員会は、核兵器の非人道性に注目を集め核兵器の禁止に貢献した市民の運動に対してノーベル平和賞を授与しました。この法規範に真の実効性を与えていくのは、私たち市民の力です。《原爆の図》を今こそ世界に広げ、一人でも多くの世界の人たちに見てもらいましょう。

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川崎さん、力強いメッセージをありがとうございます。
そして、ご来場くださった大勢の方々、お世話になった有志の会の皆さま、本当にありがとうございました。
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