2018/8/15

『信濃毎日新聞』社説「戦争の記憶」  掲載雑誌・新聞

ひろしま忌とその翌日に、時間をかけて取材してくださった信濃毎日新聞のN論説委員による社説が掲載されました。

戦争の記憶 「分かりたい」思いを胸に
 ―2018年8月15日『信濃毎日新聞』社説
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180815/KT180811ETI090002000.php

以下、信毎webより一部抜粋です。

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 位里さんと俊さんの作品群は完結していない。私たちの生きる社会に続編はある。

 「平和利用」のかけ声の結果、福島は核の惨禍にさらされた。沖縄県民は「安全保障」の名目で今も主権を奪われている。
 過労死や自殺が後を絶たず、人と人との関係は薄れて孤立感が深まっている。戦争とは質の異なる暴力に追い詰められ、身近な命が悲鳴を上げている。

 東京や広島、長崎、沖縄で、曽祖父母や祖父母世代の体験を語り継ごうと、3世、4世に当たる若者が多様なアイデアで活動を始めている。心強くはあるものの、戦争の記憶はそうした一部の人たちだけが担い、受け継いでいくものではないはずだ。

 原爆の図をいかに「自分の絵」として見てもらうかが、これからの美術館の課題だという。丸木夫妻の願いをたぐり寄せようとする国内外の人たちの支えで、館は半世紀存続してきた。
 戦時に生きた人々の苦難を共有することはできない。知ったつもりに、寄り添えた気になるより、目の前にある命の問題と交錯させながら、「分かりたい」との思いを持ち続けたい。


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Nさんの強い気持ちの伝わってくる良い記事です。どうもありがとうございました。
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