2017/11/8

『毎日新聞』に高畑勲さん・アーサー・ビナードさん対談記事掲載  掲載雑誌・新聞

原爆の図丸木美術館50周年 「絵に巻き込まれる」 高畑勲さん・ビナードさん対談
 ―2017年11月8日『毎日新聞』朝刊埼玉版

https://mainichi.jp/articles/20171108/ddl/k11/040/152000c

以下は、記事からの一部抜粋です。

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 高畑さんは対談で、「私設の美術館が立派に現在まで50年を過ぎてきたことは、もう『奇跡』と呼ぶしかない」とたたえた。高校生時代に巡回展で初めて「原爆の図」を見て、「理解できなかった」としつつ、「原爆への恐怖、嫌悪は植え付けられた」と語った。

 その後、「『原爆の図』にまともに対面したくない気持ちがずっとあった」という。対談に先立って今年9月に初めて同館を訪ね、「『原爆の図』と対決するつもりで訪ねたら、圧倒されて、とても対決どころではなかった。あの絵は大変な絵だ」と評価した。

 原爆投下が正当化されてきた米国出身のビナードさんは「(絵の中の)1人の人間と目が合い、自分が巻き込まれ、当事者になった感覚がした。それが自分の視点を変えてくれた」と説明。そのうえで「(実物は)画集で見るのと全然違う。『原爆の図』は特にそれが大きい」と強調した。

 集いを企画した同館学芸員の岡村幸宣さん(43)は「『原爆の図』がどのような絵なのか、繰り返し考え続けることが、とても重要ではないか。新しく読み直し、ゆっくり掘り下げていくことが必要だ」と訴えた。


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この対談については、1月発行の『丸木美術館ニュース』でも報告記事を掲載予定です。
取材してくださった埼玉東支局の木村健二支局長、どうもありがとうございました。
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