かつて乗っていた‘91年式405Mi16×4。品質向上したと当時のCGでは言っていましたが、前期型にあたる僕の個体は壊れまくりで(実際、田辺サン担当の長期テストMi16もけっこう壊れてましたもんね。余談ですが田辺サン明らかに205GTiのほうが好きだったと思うんですが。BX16TRSと同等なくらい)、持ちきれずに2年間経ずに手放してしまいました。トラブルさえなければ良いクルマだし、好きだったんですが・・(はるか遠い目)
僕のはスポーツレザーシートでしたが、やはりieさまおっしゃるように、大きくてよくできたソファみたいなシートです。
1. バックレストが大きく、やわらかくしっかり抱いてくれる感じで肩まできちんとサポートしてくれる。
2.サイドサポートの張り出しが大きい。やや乗り降りしづらいが、収まってしまえば柔らかく、それでいてしっかりと身体を支えてくれる感覚、これは気持ちいい。
3. ランバーサポートは調整できるが、あまり変化が感じられないような・・?それでもなんだかなし崩し的にそれなりに腰椎を支えてくれるのが不思議。
4. 座面はたっぷりしており、面圧分布にも不満はない。やや滑りやすく(これは表皮が皮革だからということもあるが、当時いい気になって塗りこんでいたケミカル用品の影響も大きいと思われる)、その意味でももう少し後傾角がついていてもいいと思った。皮革の下に緩衝材(ワディング材)を採用しているのか、表皮は分厚い感じなのにしなやか、そしてコシがある。見かけはあんまりスポーツしていないのにきちんと役割は果たす、その意味ではフランスらしいシートでした。
5. 前席にもセンターアームレストがある。シフトしづらいので畳んでおくが、高速を穏やかに巡航中、ちょうどいい位置にあるドアアームレストと交互に使ってのんびり走ってみたらまことにしっくり来ることがわかった。ハイトアジャスタは全体が上下動するシートリフター式で○。ただしそれを操作する伸縮式レバーで、握った指の皮膚を噛まれることがある。
6. 後席はおっしゃるとおり、足元スペースが広大。僕は背が低いので、僕の後ろに座ると後席住人は余裕で足が組める(ヤワなフロア剛性が印象を台無しにするけど)。トルソ角も適度できちんと座れるいっぽう、だらしなくも座れる。
布シートのほうがタッチが柔らかくて「気分」ですが、皮革も分厚くソフトで豪勢な気分になれたものです。表面には生体時に付いた傷等もなく、入念に選別されたかなりいい革だったのではないかと思います。数年後に乗った、某日本車のレザーシートはビニール以上にビニール的な非常に安っぽいものでした。

*参考エンブレム