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2014/4/10

それいゆ 復刻版  

往年の雑誌それいゆが復刻版となって発売されているのですね。

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1955年というと、うちの母が高校生のときです。

広告が少なくて、文字が小さくて、図書館でパラパラッと見て読み応えがありそうだと借りてみたのですが、家でじっくりと読んでみると、

うわ(´Д`)

なんだこのクドクド。展開が遅い文章苦手〜 (≧ω≦)。

ひゃあ〜、昔ってこんなだったんだぁ〜。

私が生まれた次の年に新幹線が開通し、そういえば当時はスピード時代とか言われていましたよ。そのスピードを当たり前と思って育ってきたワタクシ。それいゆ時代のテンポになじんでいた人にとって、60年代後半からの変化はいやだったろうな〜。

今の人間には、このそれいゆテンポは・・・、うぅ、ちょっとツライ。

だから途中であきれて読むのを止めて、見たのはグラビアだけ。三國連太郎さん、かっこいー!高峰秀子さん、か〜わい〜い♪あはははペギー葉山さんヘン!年取ってきれいになった人なのね〜、とまぁ楽しめました。

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広告も、これまたおもしろのよン。


それいゆ 復刻版
買うと高いです。

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2014/3/27

最近読んだ本2冊  

私のフェイスブックのお友達は、そうとは知らず繋がっていただきましたが読書家の方が多く、本の話題をよく出してくださいます。いいね!くらいしか反応していませんが、大抵読んでいます。ありがとうございます。

さてこの2冊は、AH青森を一緒にやっているファシリテーターさんに勧められたもの。今年は引き寄せの法則が働く年と言われましたが、本当に今このタイミングで読むべき本に出会えたと思います。

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左側「嫌われる勇気」は、現在アマゾンで1位になっているそうです。町田市立図書館でも予約が102人待ち(3/27現在・私が予約を入れたときは9人待ちだったので急に人気が出たみたいです)、人気が出るのも読んで納得です。

人気本ゆえ、内容についてはインターネット上に書評がたくさん出ているのでそちらにお任せし、以下は特に私が感じたことだけ。

トラウマを認めないアドラー心理学は、過去に不幸な経験をしたから自分は幸せではない、将来もたいしたことない、という因果律を否定します。現在や未来はもっと自由なもので、今ここにある自分が選べるという考えは、東日本大震災を経験した日本人だからこそ、受け入れられるものかもしれません。

その一方、こうも考えます。「我々が二流国家に甘んじているのは日本の戦後処理が悪いからだ」と70年も言い続けているかの国々、それは「他者の課題」として介入すべきではない(交渉は政治家らにまかせる)ので置いとくとして、日本もそのようになろうとすれば、できる理屈は十分ありました。しかし日本はその道をとらなかった。上段では震災後だからと書きましたが、我々はすでにDNAにおいてアドラー心理学を受け入れる土壌があるのかもしれません。

この本はギリシャ哲学の古典的手法である対話形式で進められます。私はアティテューディナル・ヒーリング(AH)を学んでいるので、「哲人」の説明にすでに違和感はありませんが、どこまでも納得できない、それは詭弁だと言い続ける「青年」の主張は、私も過去に感じていたことであり、AHを学ぶ途中でわかったようなつもりになって置き去りにしてきたものでした。

改めてそれらを読んで自分のいい加減さを思い知り、かつ理解が深まる機会となりました。また「哲人」の、ひどい言葉で罵られても相手との繋がりを絶たず冷静に議論を続ける姿には、与えること(他者貢献)に集中する姿の力強さ・気高さを感じ、人としてのあるべき姿を見た気がします。


嫌われる勇気
岸見一郎 古賀史健 著
ダイヤモンド社


     。*・°*・°*。☆・。*。・°* 。*・°*・°*。☆・。*。・°* 。*・°*


右側の「実力を100%発揮する方法」は、人間の脳を「生存脳」と「PQ脳」の二つに分け、命の存続のために過剰に働きがちな生存脳を弱め、PQ脳を活性化させる手法を説明しています。

本書では生存脳の作り出す感情を、妨害者と擬人化するため、自分から切り離す意識を持つことが容易となります。妨害者の働きを弱めたところで、PQ(Positive Intelligence Quotient・ポジティブ指数)の筋力(?)を高める具体的な手法がありますが、それが思いのほか簡単、そしてやっていて必ず気持ちよく楽しいものです。少しでも苦しさがあれば、それは妨害者によって操作されていることになるからです。

妨害者のボスは裁判官、自分自身も他人も裁く存在で、これは誰にとっても最強の存在です。他9人の共謀者がいますが、こちらはどれが強いかは人それぞれ。インターネット上で簡単なテスト(日本語)が無料で受けられますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。

http://www.diamond.co.jp/information/book/201308281920.html

出てくる結果は、あなたの本質ではありません、あくまでも妨害者。自分の意思によって働きを抑えることができるものです。


スタンフォード大学の超人気講座 実力を100%発揮する方法
シャザド・チャミン著
田辺希久子 訳
ダイヤモンド社

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2013/7/11

震災トラウマと復興ストレス 宮地尚子著  

つい最近、図書館で見つけた本ですが、発行は2011年7月です。本との出会いは、自分がそれを読める状態になったからだと思います。この内容は、震災があった年の私には理解できなかったでしょう。

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震災トラウマと復興ストレス
宮地 尚子著
岩波ブックレット No.815


あとがきの書き出しは「言葉の力を信じてみたい。そう思ったのが、本書執筆の理由です」とあります。

以前から著者がトラウマの臨床をする中で作ったモデル「環状島」(内海を持つ島)を、震災後の日本社会に当てはめ、内斜面の被災者・外斜面の支援者・外海に当てはまる被災地から遠い人たちの、三者それぞれのつらさについて、当事者を代弁するように説明され無理なく理解できます。

私は一応「外斜面の支援者」となりますが、その章にあった「支援競争・共感競争」の説明には、身につまされるものがありました。

また、「被災地から遠い人たち」の章を読むと、当時は意識していなかったにしても、私はこのつらさから逃げたくて、ボランティアに行ったり、被災企業に出資したりといった行動を取ったのかもしれない、とも思いました。

日本人は自責の念や罪悪感を持ちやすい国民性なのかもしれません。どの位置にいても日本人として、皆それぞれが自分を責めて苦しんでいること、それを知ることで、ともすれば自分のつらさばかりに目が行き、他の人は楽をしていると批判的になることを防ぐことができます。

この本から得た「知」のおかげで、無用な批判から自分を遠ざけられることには、ああ、読んでよかったと心から安堵できました。その安堵があるから、「内海の水位を上げない(詳しくはお読みください)」努力をしていかねば、と思えるようになります。

60ページほどと薄く、表現も平易でとても読みやすく書かれていますが、かなり読み応えのある内容です。私は何度も読むのを止めて、自分で経験したことなどを思い返してしまい、案外時間がかかりました。

読んでいて、人それぞれに「ドキッ」と来る場所は違うことでしょう。私も実はここには書けない「ドキッ」がありました。でもこの本の全体を読んだ後ならば、その「ドキッ」を罪悪感に発展させることもなくいられます。その意味でも、ありがたい出会いでした。

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2013/7/4

タモリのTOKYO坂道美学入門  

図書館で借りて、パラパラッと読んで即「これは買うべし!」と思いました。

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タモリさんって、いいですよね!愛する対象(この場合坂道)に対してあくまでも謙虚。知ったかぶり、通ぶりしないところがスマートです。東京生活が長いのに、あくまでも地方出身者のスタンスをつらぬくのも、芯のある人という感じでかっこいい。

よその人間としての東京(江戸)を眺める視点・発想には、一応住所の頭に東京都とつく所で生まれ育った私でも共有できるものがありました。突然視界に迎賓館が現われたときのビビリとか。東京は、そこで生まれ育ったぐらいで知った顔ができるほど小さなものじゃないです。とんでもなく大きな街なのです。

本を買ってこの情報を所有したくなったのは、タモリさんオススメのルートをなぞって歩きたくなったからです。貸出期限の2週間じゃ到底足りません。お立ち寄りSPOTで紹介されているお店(ハンバーグが多い気がする)も魅力的。行ーくぞー!

沖縄の格言で「男の一人くらい養えなくて何が女か(いきがちゅいちかないゆーさんてぃからいなぐやみ)」と言う言葉がありますが、そこから派生して、「街中の坂道4〜5キロ軽く歩けなくて何が東京人か」って感じですかね!

でもこれからの季節は、ちょっと止めておきましょう。涼しくなるまで待ちましょう。


坂道の写真も、以前から撮っています。

クリックすると元のサイズで表示します 鳥居坂

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名称不明(渋谷区内)

どうなんでしょうね、坂道というと上り坂を撮りたくなりますが、ダイナミックさが伝わるのは下りだと最近思っています。次に歩いたときは、もう少し真剣に撮ってみます。

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2013/1/27

新潮文庫 天ぷらにソースをかけますか?  

旅行中は、ふと時間が空いてしまうことがあり、文庫本は頼りになる友です。読みやすい文章で、毒にも薬にもならず、さして感動もなく、物思いにふけることもないライトな読み口の本を選びます。

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天ぷらにソースをかけますか?<ニッポン食文化の境界線> 野瀬泰申著 新潮文庫

著者は日本経済新聞社の社員さんで、この本の内容はニッケイ・ネットに連載されていたものだそうです。文庫化するにあたりネット特有の文体を改めたり、新たな章を大幅に追加したとか。ネット連載自体を知らなかった私には、新鮮な驚きばかりでした。

だから、野辺地駅から青い森鉄道に乗って、
「窓の外は白一色だし、本でも読むか」
と読み始めたら、ハッと気づいたときは東青森、一個手前の駅。青森駅に着くまでの40分強が、一瞬でした( ̄ロ ̄;)。夢中になるにもほどがある。これではまずい、と大きいカバンにしまいこみ、帰りの小田急線まで封印しました。


この本を読んでいくと、食文化の東西の境目はフォッサマグナ糸魚川―静岡構造線?らしく、東京はそれよりだいぶ東にあり、食文化のるつぼとは言えない場所なんですね。

知らないことがたくさんありました。

表題の「天ぷらにソース」は沖縄で知りました。沖縄の天ぷら衣は卵が多くて、具も独特なものがあるしソースが合います。が、沖縄の人の言葉を真に受けて沖縄だけかと思っていましたが、それは誤りでした。

ある食文化が一つ乃至二つ程度の県だけということは、まず稀で、相当変わっている(とよそ者には見える)食文化も、かなり広く分布しているのですね。だいたいは東西に分かれるけど、飛び地もあるのが不思議なことです。



この本を読んでいる最中のある日、大阪でよく食べられるという紅生姜の天ぷらを、町田の富士そばで発見!

あらーっ!珍しい。

注文のうどんができたと番号で呼ばれ、引取りのときにカウンターに100円玉を置いて、うどんにのっけてもらいました。

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サクッ、もぐもぐ・・・。ふうん。

衣と油と加熱により、生姜の辛さが和らいで、なんというか関西の薄味〜。好きにはならないけれど、アリだと思う。でもうちで作ったら、家族からブーイングが出ると思う。


ご縁があったら、この本で紹介されているほかの味にもトライしたいものです。

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2012/12/13

PHP新書 オッサンになる人、ならない人  

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この本を読んで、改めて「男の人ってすごいなぁ」と思う。

女は「オバサンになる人、ならない人」とここまで詳細な分析ができるだろうか。老境について書いている女性は知っているが、中年女性の嫌われようについてはどうだろう?

著者は予備校講師という職業柄、若者に嫌われないことが業務上重要だが、同じ立場にいてもオバサンでは、ここまで柔軟に反省・改善しようとするだろうか。また、改善と言っても外見上の問題に限ってしまわないだろうか。

このテの新書は、少なくとも後半1/3くらいは著者(オッサン)の自己弁護、自画自賛にページを費やすものだが、これは最後までオッサンの嫌われポイントの紹介、と徹底している。各項目には「心当たりのある方へアドバイス」を設け、著者の専門である哲学の視点から対策を紹介する。

確かにオッサンはうっとうしい。老いに向かいつつある怖れを露悪的に表現したり、他者批判で帳消しにしたりと、素直な表現をしないからだ。

が、これを一冊読むと、オッサンたちのうっとうしい行動は、解消すべき問題ではなく、愛おしいものにものに見えてくる、不思議なことに。そして、いちいち腹を立てていた自分の心の狭さを恥じ入りたくなる。この読み手の変化も、著者の意図に含まれていただろうか。

そうだとしたら、みたび「男の人ってすごいなぁ」と思う。



オッサンになる人、ならない人 PHP新書658
富増 章成著
株式会社PHP研究所

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2012/9/21

理系の人々2  

息子の大学ノートを見ると見事にちんぷんかんぷん。

「これは宇宙語ですか?」
「地球でっす(ー.ー#)」
「ヒエログリフ?」
「数式でっす!(ー.ー#)」

私の息子が理系に進むとはネ〜、と感慨深い。

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・・・が、このマンガ読んでわかった。

うちの父、理系の頭だ。弟も。 (οдО;) 
(二人とも大学に行かなかったのではっきりしなかったのです)
私を素通りしたけど、うちのDNAかっ!

本書によると、理系の特徴は、

・時に役に立たない
・めんどくさい
・空気悪くする
・雰囲気だいなし
・歩み寄っても知ったことか

と、分析されていますが、理系周辺にいる者として擁護すると、欠点はこれくらいのもの。
けっこう気立ては良い人でしょう。

理系の夫を持つ妻からの投書で紹介されていた、
「悪気はないんだ、ただ理系なだけなんだ」
の言葉が、重いです。

著者さんの、自身を冷静かつ緻密に観察し、それら要素を一切評価しないところ、その聡明さは理系ならでは。文系の人のまめさを認めながらも、自分がそうなろうとは思わない感性は、決して自分を見失わないたくましさと言えるでしょうか。


周囲に理系がいる人には、相当おもしろく読めると思います。What's Micheal(小林まこと著) みたいなノリね。ネコを飼った人がないと面白さはイマイチ、飼っていると何気ない1コマで爆笑できる、の意味で似てる。

周囲に付き合いづらい人がいる人は、そのお相手はもしかしたら理系かもしれません。


これも図書館で見つけた本ですが、マンガコーナーではなく、一般書のところにありました。
変な本(?)を探すのがうまいhitomiです。


理系の人々2
よしたに著


(もう一冊自慢したいめっけもの本があるんだ)

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2012/9/12

大人の着こなしバイブル  

もうずっとだけど、中年女性向けとして売られている服には不満がある。

不満1)太っていることが前提となっていること。体型が変わると太るは別問題。

不満2)値段が高いこと。

不満3)それ一枚着ればなんとかなる的なデザインが多いこと。コーディネートを楽しむ余地がない。

不満4)大人の女性=落ち着きの演出のためか、ダークカラーが多いこと。


ファッションにはまず、自分とは何者かの把握が必要だが、日本女性には、それを考える訓練が重要視されず、若く見せることや流行を追うことの方に価値が置かれている。また同時進行で、中年だからと変に落ち着き、小さく無難にまとまることも推奨される。

それってなんだか、
「女は自分の頭で物を考えず商業ベースに乗れ」
と言っているようで失礼でしょ。

お値段では、ユニクロや無印くらいでなんとかなりませんか。あれらも、もう私には若いんだよね。買ってるけど。


というわけで、この本は買い物とコーディネートと、両方のお勉強になります。

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大人の着こなしバイブル 監修/石田純子 主婦の友社

シンプルな服こそ、買うときの審美眼が必要。ディテールごとに説明があり、定番白シャツでも、おしゃれに見えないアイテムの写真も載っていて、よく理解できます。

レッスン3 「若々しさと若づくりの境界線」にあるイタイ着こなし例は、アイタタタタ、やりがち。これは、知っておくべき。


この本で紹介されているファッションが素敵なのは、探せばすぐ見つかりそうなシンプルなアイテムでコーディネートされているから。

シンプルかつ細部ディテールに面白さのあるアイテムの組み合わせこそ、若さの勢いが衰えた女性がトライすべきスタイルだと思うのだが、どうもファッション業界で声の大きい人は、人が着てその人が美しく見える服より、服そのものが美しい、服それだけで存在感があるものが好きみたい。服を商売道具として見るか、自己表現ツールとして見るかで、求めるものは違うから仕方のないところか。

体も顔も若いころとは確かに変わっている。だから、やめた方がいいこと、逆に今まで手出しできなかったけど取り入れられるようになっていることなど、加齢に関することは他人には指摘しづらいもの。自分で考えない限り変われないから、やはりしっかり考えようね自分。


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2012/9/10

電線フォト  

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木下修写真集 東京変奏曲 彩流社 \2,940

東京の切り取り方のお手本として、何度も見返しました。作品中いくつかは、私も
「ここはおもしろい」
とカメラを構えた場所がありますが、そのとき納得いかなかった写真は、自分に何が足りなかったのか・・・、


よくわかりました、と書きたいところですが、まさかそんな。うーん、と腕組みするばかりです。


取り上げられているカテゴリーの中で、「こんなの撮ろうとしたことがない」と意外に思ったのが、上空に蜘蛛の巣のように広がる濃ゆい電線。

濃いんじゃなく、濃ゆい(変換出てこない)。美しくない。いやっすねー、としか思っていなかったのですが、兵庫県出身の著者には東京らしさと受け取れるそうです。

「そんなもんかな?」と、以来、電線が濃ゆいところではよく見上げます。

濃いか?おっ、けっこう濃いねえ〜、この濃さ、来てる来てる!

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↑これはうちの近く。

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小田急町田駅第二踏切

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新橋駅ガード下。

時代の趨勢で、今後も地中埋設化が進むだろうから、これらの景色が一時代の遺物になるだろうとも、著者は言っています。

「この電線の先に人の生活がある」と、そんなぬくもりまで感じられるのは、まだ遠く先の気がしますが(東北旅行中は、それはすごく感じますけどね)、また一つ、面白い視点を得ました。

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2012/5/31

何を言われても「ああ、そうですか」と流せたら・・・  

こっちが悪意をぶつけて、相手も悪意で応酬する、それは喧嘩だから良いのです。そうではなく、何の気もなくいるときに、いきなり屈辱的な言葉を投げつけられ、傷ついた経験はありませんか?

そんな身近な人の「攻撃」に傷ついている人のために、

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身近な人の「攻撃」がスーッとなくなる本
対人関係療法専門クリニック院長  水島広子 著
大和出版 \1,300+税

ステップ1では、なぜ、その人はあなたを傷つけるのか?の分析をします。

人間は「脅威!」と感じると「攻撃」してしまうと説明し、自分の行動の何が相手の脅威になったのか、1〜5のパターンに分類して説明されています。

1.相手の敷地に踏み込んでいる
2.知らず知らずのうちに相手を責めている
3.相手が大切にしているものを踏みつけてしまっている
4.相手が我慢していることをしでかしてしまっている
5.つい「余計な一言」を言っている

タイトルだけを並べると違和感がありますが、本文を読めば誰でもやりがちな言動だということがわかります。人は皆、他人の深い内情など知らないまま生活しているものです。

ステップ1で大体、心のもやもやは晴れますが、次のステップは攻撃への対処の仕方を具体的に示唆し、最後のステップ6には攻撃されにくい人になるための心構えが記されています。これには私も反省すべきところが散見するので、繰り返し読もうと思います。

ほか、攻撃者が難しい事情を抱えているケースでは、その人の社会の見え方も分析されているので、「そういうことだったのか」と過去の整理も付くというものです。

そして明記はありませんが、この本を読んで「距離を置いたほうがいい人」の傾向も、うすらぼんやりとわかってきました。仲良くなる努力よりも、距離を置いた上で一緒にいなくてはならない時間を、より良く過ごす方法を考えるほうが建設的です。

逆に、自分が他人を攻撃する人間にならないためには、ということについても考えさせてくれる本です。

かなり深く鋭い内容ながら、文字は大きくセンテンスは短く、イラストを多用し読みやすい構成になっています。いやでも関わらなければならない相手にストレスを感じている方に、ぜひオススメです。

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