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2007/12/24

東京の戦跡  ちょっとお出かけ

東大和市文化財 戦災建造物 旧日立航空機(株)立川工場変電所

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軍需工場内の変電施設に対する米軍機による攻撃の跡が、そのまま残っています。

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昭和20年2〜4月の間に3回の攻撃があり、110余名の死者を出しました。

頭上を101機のB29が飛んでいるのは、どんな様子でしょうか。どんなふうに見えて、どんな音がして、どんな風が吹いて、どんなにおいがするのでしょう。そしてそのとき、人はどれほどの恐ろしい絶望感を抱くのでしょうか。私は何も知りません。

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戦争末期、壮年男性はほとんど徴兵されていたでしょうから、この工場で働いていて、米軍の攻撃で命を落とした人は、今のうちの息子ぐらいの少年が多かったのかと思うとたまりません。

その場にいる人間が見る現実は、アメリカが日本を攻撃するなどという抽象的なものではなく、101機の飛行機が、私の勤め先を壊し、私を殺しに来る、というものでしょう。日本人である、軍需にたずさわっている、それだけで殺す理由になってしまう、それが戦争なのですね。

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時代は流れて、この建物は満身創痍のフランケンシュタインのような様子のまま、平成5年まで変電所として仕事をしていました。

工場跡地が都立公園になるにあたって、一旦は取り壊される計画が立ったそうですが、残そうと尽力した関係各位のおかげで今もそのまま存在しています。

取り壊しの計画が、もし昭和の時代に立っていたら、簡単にこの世から消えていたのではないでしょうか。あの頃の大人たちは、一刻も早くすべてを忘れたがっていた、時代を完全に変えたがっていた、そんなふうに私は感じていました。

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東大和南公園は多摩都市モノレール「玉川上水」駅から歩いて5分。

http://musashinoparks.com/kouen/higashiyamato/
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2007/12/6

次回の予定  旅行

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十二湖の駅舎内に置いてあったパンフレットを、息子が手にとって見ていました。
「ねえっ!ここに行く話しはどうなったのっ!」
トントンと指をさす先を見ると、三沢航空科学館の記事。
「き、消えてないです。行きましょう、次ね次」
頭の中を旅程の構想がかけめぐります。こここそ車でないと不便そうなので、レンタカーを借りなければ、となると、ぜえったいに路面凍結しない時季までお預けです。

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 「人の旅行記なんかつまらないだろうなぁ」と思いながら、延々と書き続けてきましたが、今日で終了です。お読みくださり、ありがとうございました。

 旅行中お世話になったたくさんのかた、常寿司できさくに相談に乗りながら注文をとってくれたお姉さん、サンタランド白神のフロントでガンガラ穴への行き方をていねいに教えてくれたお兄さん、鰐comeで勝手がわからずもたもたしている私たちに利用券の買い方を教えてくれた女性のかた、リゾートしらかみの車内で津軽民謡の手ほどきをして車内を盛り上げてくれたおじさん、たくさんの方々のご親切に「ありがとう」の気持ちをこめて書きました。ここを読んで、青森って良く知らなかったけどおもしろそうだね、と思ってくれるかたがいらしたら、少しはご恩返しになるかなぁ?と都合のいいことを考えています。

 最後に、書こうかやめようか迷っていたことを、やっぱり書きます。

 黒石でつゆやきそばを食べていたときのこと、隣のテーブルは、30代の男性1人に60代女性5〜6人というグループでした。晩酌の酒は何がいいか、という話題で、
「私はね、いいつこ(大分県の麦焼酎)が好きなの、くせがなくてあれが一番おいしい」
「何ていうの?」
「いいつこっていう焼酎」
男性「あの、赤ん坊入れておくかごってなんでしたっけ?」
「それはいいつこ」
男性「同じ名前?」
「いい『つ』こ。酒はいいつこ、かごはいいつこ」
「○○さんは訛っているから!焼酎はいいつこよ」
「あなただって訛っているじゃない」
一同大爆笑。

 隣で、「うー、笑うわけにもいかないし、困ったなあ」とそばをすすっていたけれど、今冷静に考えると、会話の後半は、横で東京の言葉をしゃべっている親子連れに対する、ささやかなホスピタリティだったかな・・・?なんて思ったりします。「わんど津軽のもっけ衆」のコンサートでもそうだったけど、方言がきつい、田舎である、ということを笑いにしてしまう明るさ、強さ。その表層を支える内なる誇り、その誇りを支えているのであろう日々の努力に、心の底から敬服し、心酔してしまうファンでした。

旅行記終わり
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2007/12/5

超神ネイガー  旅行

 行きは「はやて」で八戸まで行き、「つがる」に乗り換えて弘前。帰りはリゾートしらかみで秋田へ出て、「こまち」で田沢湖線を通って東北新幹線。くるりと一周青森県。

JR秋田駅にあったポスター
クリックすると元のサイズで表示します 超神ネイガー

 これの紹介番組を、いつだかにNHKの番組で見た。「ああ、これかぁ!」と思い、うれしかった。
「ネイガー」はなまはげの「泣ぐごはいねがぁ」の語尾から、豪石は怒るという意味の「ごしゃぐ」から、取っているとのこと。全国放送のヒーロー・ショーより集客するのだそうですよ。
ゴォーーシャアック!

 もちろん東京では放送はされてないけど、Youtube で見られました。いいなこういう道徳番組。最近のヒーローものって、大人受けを狙って人間関係や状況設定が複雑で暗すぎ。ネイガーのように、明るく「ピンポンダッシュはいけないよ」と教えてくれる、かっこいいヒーローの原点は、かえって新鮮に感じる。悪者役がみっともない「腰パン」姿というのもいいです。これでもう今のチビッコは、高校生になっても腰パンしないね。

 ネイガーが生のきりたんぽを両手に持ち、ゆっくりと回してポーズを取ると、シャキーンと光る「キリタンソード」に変わる。鍋物のときネイガーに成りきる坊やが、たくさんいそう。それで、お母さんに「食べ物をおもちゃにしないの」って怒られたりして。

 ネイガーに変身するアキタ・ケンさんは顔が映らないけど、胸や背中や上腕の筋肉がかっこいいですワ。

 公式サイトとか、あれこれ見ていると、なんかこれすごいね。徹底的な仕事ぶりが東北だなぁ。かっこいい。ヒーローの立場、武器ばかりでなくセリフまで秋田にこだわっているので、よその人間には聞き取りづらかったりするけれど、あえて標準語版など作らず、このままのネイガーでますます活躍してほしいものです。


田沢湖線の車窓から
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岩木山、さすがの存在感!!
この日は良く晴れていて、姫神山も見えました。
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2007/12/4

ガンガラ穴周辺  旅行

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 津軽の石ころです。「無い色は無い」との言葉は本当でした。右下端の小豆色っぽい石は津軽塗りみたいな模様。一番奥の黒い石は黒曜石みたいにキラキラしているし、大きな白いのは日本キャニオンの崖と同じ石でしょう。写真は単色の石ばかり集めましたが、ミックス物もバラエティに富んでいます。

 石を見ていると「いろいろあったんだな」と考えさせられます。まだ熱くてどろどろしているときに、異素材が入り込み不本意ながら共に固まって、小さく砕かれ角は削られて、まあるくなって今ここにある。うーむ、人生に照らし合わせていとをかし。

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五能線のトンネルがある山のてっぺんに上れます。標高67m。
国土地理院の地図閲覧サービスで → http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?id=60396750
(リンクで飛ぶと大きな地図の左上が出るので、右いっぱいにスクロールしてから下っていくとガンガラ穴が出てきます)
ちゃんと道が描いてあります。この山の頂上辺りの、けもの道のような道が描かれていることに少々驚きました。てっぺんの見晴らしの良い所に、キャンプファイヤーのように薪が組んであったのは何なのでしょう。昔、火を焚いて灯台のように使った場所ということなのでしょうか。体力に自信のあるかたは上ってみてください。途中ちょっと(下るのはかなり)怖いですが、眺めは最高です。

クリックすると元のサイズで表示します カメノコテントウ でかい。
 最終日はなかなか暖かかったので、虫も出てきていました。オオルリハムシを2匹ほど見つけました。素晴らしく美しい瑠璃色だったのですが(リンクの写真よりもっとずっと、緑色の混ざらない本当のブルーでした)、短時間で2匹見つかるから、ありふれた虫だろうと思って写真撮らなくてハー失敗!!調べたらこの虫が美しいブルーなのは、青森県でも日本海沿岸だけだそうで、他の地域に行くと赤褐色になってしまうそうです。あ〜写真を撮っていれば虫友だちに自慢できたのに〜。

国道沿いの草むらで、
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鶏卵より一回り大きいこの実、何ですかこれ?もしかしてこれがサルナシ?

五能線の森山踏切付近は素晴らしい景観です。民宿も数件ありました。釣り客用なのかな?さぞかしおいしい魚が釣れるのでしょう。
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2007/12/3

サンタランド白神  旅行

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 宿泊は定員6人のコテージ。一階にベット2つ、二階に4つ。ご家族で来たら、小さいお子さんは喜びそう。暖房をそれほど強くしなくても、ログハウスって暖かいのですね。ベッドルーム「その3」にある天窓からは満月が見えました。
 
クリックすると元のサイズで表示します 夕食 
 高校生男子が物を食べながら「やべえ」と言ったら、信じがたいほどおいしいという意味ですが、その「やべえ」を連発していました。素材をあまりいじらない、ホッとするような料理でした。火がついている小鍋は舞茸・豆腐・油揚げなどの鍋(これが一番やべがった)、茶碗蒸しはホタテ入り!お刺身も新鮮で、お魚の味が濃〜い。お味噌汁はうまみずしんと煮干出汁。量もちょうど良かったと思います。

サンタホールは、フィンランドから輸入したクリスマスグッズのショップ。
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「あたし、雑貨とか見て『きゃわい〜ぃ』とか喜ぶ趣味ないんだよねえ」
とか心の中でつぶやきながら入店した途端、
「やべえ」 (この場合は「ひどくかわいい」の意味)
かわいいのに幼くない、かわいいのに甘くない、かわいいけど媚びてない。うぅ〜ん困るぅ〜・・・。結局お土産を買いました。自分用だけでは飽き足らず妹の分も。
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↑は、だいぶ迷いましたが思いとどまりました。帽子のふちのキラキラがかわいかったんだ。

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 車で来た人は、自分の泊まるコテージのすぐ脇まで自動車を付けられる(そういうもん?)から、移動も楽そうでした。サンタランド白神に泊まることに決めたのは、一駅でも長くリゾしらに乗っていたいからという理由だけで、宿はそれほど期待していなかったのですが、なかなか良かったと思いました。

明日はマニアックな話しになります。
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2007/12/2

十二湖  旅行

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 十二湖駅に着いたら、予定通りホテルの送迎バスに大きな荷物だけお願いして、奥十二湖駐車場行きの路線バスに乗りました。

 弘南バスの運転手さんがこれまた面白い人で、
「私は、しがない路線バスのドライバーでして、観光案内などできるはずもございませんが、池を見るとなぜか口が動いてしまうのです」
という調子でした。私たちが乗り込んだ十二湖駅より前から乗っていたお客さんは、運転手さんのトークにすでにノリノリになっていて、びっくりしました。

 暗門の滝に行ったときの路線バスでも、ドライバーさんが道中笑いを取ってくれていたし、こういったホスピタリティは、さすがですね。本当にありがたいものです。
青池は黒いし!クリックすると元のサイズで表示します

 この11月23〜25日三連休は、関東地方は紅葉のトップシーズン、観光もトップシーズン。箱根ではマイカー渋滞のため、路線バスは全面運休になったほどだそうです。でもね、十二湖周辺の食堂は軒並み「冬季閉鎖」。青池周辺は、業者さんがウッドデッキ補修工事をなさっていました。そういう頓珍漢な時季に行ったというこった。
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ヒバ材を使っているから辺り一帯すっごくいい匂い。削った木っ端がたくさん落ちているので、
「すみませーん、これいただいていいですかー?」
「どーぞー」
といただきました。るんるんホクホク。バッグを開けるたびにいい匂い。

 暗門の滝に行ったとき、マタギの石田さんが
「ここは白神山地の中で特にきれいなところというわけではないんです。整備がしやすかったというだけのことでね。もっときれいなところは、他にたくさんあるんです」
と、マタギのかたならではのお言葉を述べられていたけれど、なるほどブナ林はこっちの方が広いし斜面の具合とか、きれいかも。

 青池を過ぎた頃から、雨も上がり少しずつ晴れてきました。雨が止まなかったら、沸壷の池を見てバス停に戻るつもりだったけど、結局ずーっと山を下って海へ出て、国道歩いて、宿まで歩きとおしたわけだ。

クリックすると元のサイズで表示します 日本キャニオン
 雨が降っていたからこその、この迫力のある色合いだったようですね。乾いていれば真っ白なのでしょう。展望台に行くまでの道で、お向かいの崖と同じ構成物と見られる石を拾い、宿でファンヒーターの上に置いておいたら、真っ白になったので驚きました。

 夕暮れの日本海はきれいだったよ。風は、びゅうびゅうごうごう吹いて「ううむこれぞ」と思ったりもして。
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2007/12/1

鉄タイム  旅行

クリックすると元のサイズで表示します 五所川原駅

 電車が好きなんですよね、その秩序性が。定時運行の規律正しさ、スタッフ各位の行う安全確認のための指差呼称はホントしびれる。利用者側にも秩序は求められます。ここを歩く、ここで待つ、ここに荷物を置く、服装だってパジャマみたいなスウェットスーツにスッピン、ボサボサ頭じゃ乗れない、と自然に己を律する気持ちにさせる空間が良いのです。

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 向こうに津軽鉄道が見えます。このときは一部区間でバスによる代行輸送をしていました。だから「初つてつ」は次回に見送りました。

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 岩木山の手前に田んぼという風景が好きです。田んぼという人間が作った空間と、山という大自然。だいたい日本では名だたる山の風景は、自然プラス自然の組み合わせが多いのですが、岩木山はその意味で独特だなぁ、と思うわけです。司馬遼太郎が「日本一だ」と言った理由もそこかしら?なんて我田引水をしてみたりします。今回はこの見え方がマキシマム。今日、12月1日にストーブ列車が運行を始めたというニュースを見ていたら、この雪は一週間ですべて消えたようですね。

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 深浦駅では3分停車。反対側ホームにリゾートしらかみ1号「ぶな」編成がいたので、カメラを持った男性がぞろぞろ降りる降りる、ホームの端まで皆走る走る。もちろんうちの16歳も例外ではありません。

 五能線は良いよ〜〜、でも良いのは青森県内だけかもしれない〜〜、景色はね。
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