政令指定都市とは、地方自治法第252条の19に規定されてるように、「 政令で指定する人口50万人以上の市 」となっていますが、実際に政令市に指定されるためには、近い将来人口が100万人以上になる見込みがないと認められなかったのです。
ところが、これでは政令市が誕生するのにあまりに条件が厳しすぎるため、この基準を政府が2001年に市町村合併するなどで、人口が70万人に達すれば承認するようになった経緯があるのです。
政令指定都市は、簡単にいうと「 県と同等の権限を持った大規模な市 」であり、これは都道府県が持っている都市計画づくりや警察などを含む広い範囲の行政権がほとんど移譲されてきます。
政令市は、○○区というように行政区が設置されることで、県にかわって道路管理、水道やゴミ、住民票の手続きなど、おもに生活に密着した行政を行うので、財源も同時に移ってくるメリットがあるんですね。
政令指定都市になると、その市全体をいくつかの「 区 」に分けて区役所が設置されて、住民にとっても行政サービスとしての事務処理などがスピーディーになるという利点があるわけです。
政令指定都市の歴史は、1956年からスタートしました!
大阪市、名古屋市、京都市、横浜市、神戸市の5市から始まって、北九州市、札幌市、福岡市、川崎市、広島市、仙台市、千葉市、さいたま市、静岡市、堺市の順番で2006年には合計15市となったのです。
2007年4月1日には、新潟市と浜松市の2市が政令市として加わり、全部で17都市となりました。
政令指定都市は、これに続いて今すぐに誕生する予定はないのですが、栃木県宇都宮市、神奈川県相模原市、岐阜県岐阜市、兵庫県姫路市、岡山県岡山市、熊本県熊本市などが次の政令市として名乗りをあげてきそうですね。

1